夢と骨が繋がった。

あなたは、奇跡を信じますか？

私はYESです。

当塾の地元有名サッカークラブのストライカーが通っています。

F君です。

彼のサッカーに対する思い入れは、とても強い。

しかし、ここ半年、彼はサッカーをしていません。

腰を悪くし、骨が繋がらなくなったそうです。

遠くまで通って、治療院の先生に診てもらっても、

「骨は繋がらない、もう、筋肉をつけるしかない」

といわれていた。

F君も、それを受け入れ、自分にできることをした。

そうしたら、昨日。

「そういれば、俺、骨つながったんですよ」

…今の子は、奇跡をサラッと言う。

私は彼の夢がF君にサッカーをさせようとしているように感じた。

F君の目指す高校も県内ベスト４以上に食い込む、競合高校の一角だ。

「プロサッカー選手になる」

その思いを口にするチャンスが来るかもしれない。

厳しい勉強に耐えられるのも、その夢のためだ。

F君に聞いてみた。

「その高校に受かったら、サッカーでどんなことしてみたい」

「全国出場です」

F君の目は、キラキラしていました。

きっと、その夢にはたくさんの壁がある。

でも、その夢を持ち続けて欲しい。

もっとすごいのは、その夢を支援した彼の親です。

「サッカーなんて、才能のある一部の人がなるもんだろう？

それよりも勉強して、立派な会社に入って、男なんだから、

一家を養えるようにちゃんと食わせられるようにならないと

いけないだろ！」

なんて、言うことも出来たハズだ。

でも、親はF君のその子らしさに賭けた。

F君は、その高校を模試で安全圏になるまでに成長している。

F君は、大好きなサッカーをガマンする中で、勉強をがんばることになった。

大変な苦労だったと思う。

F君は、自分にやれることをした。

全国大会に行く、未来の自分。

そこに行くために、勉強が必要だったから、学ぶのだ。

F君は合格をつかむ。

F君の治療院の先生、僕はあなたのことを何も知らないけど、ありがとう。

あなたがつないだ骨は、彼の夢をつないだと同じだ。

あなたは彼の未来を、腰を言い訳にしない人生に変えた。

ありがとう。

彼をよくしてくれたのは、私をよくしてくれたようなものです。

感謝しかない。

F君に最高の選択肢をくれた。

後は、私がベストを尽くします。

今日も楽しかった♪

ｂｙ野寺

真岡市・宇都宮市の進学塾

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