その子にできることで勝たせる。

Sさんという高校3年生の子がいる。

小論文で悩んでいた。

指定された文章を読み、意見を論じる問題だ。

通常60分で書かなければいけない小論文を、

120分以上かかってしまった。

それがしばらく続き、学校の先生からも

どのように文章を理解し、

小論を書くのかの方法論を叩き込まれた。

しかし、Sさんはかけずにいた。

方法を叩き込むことが目的だったからだ。

その子の合格を目的にしていたら、その子にできる方法を選択できたはずだ。

あくまで、自分ができた方法ではなく、その子にできる方法だ。

その子に合わせたスキルを指導者サイドで作ってあげたら必ずできる。

今日見事に55分で書き終わった。

「すごいうれしい！60分以内に初めて書き終わった！」

と喜んでいた。

私は、その子に出来る方法をいっしょに考えられる人になりたい。

Sさんがんばってくれてありがとう。

合格してくれることを確信してる。

今日も楽しかった♪

ｂｙ野寺

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